【ジュニアNISAを徹底解説】2023年12月末日までの駆け込みで未来を掴もう!

税金対策

ジュニアNISAは、2016年1月にスタートした未成年者少額投資非課税制度で2023年12月末日をもって終了します。

なんだが難しいし、よく分からないからもういいやっ、と思ってるそこのあなた!間違いなく、損をしますよー!

ぜひ、今回の記事を読んでジュニアNISAにまだ申し込んでいない方は駆け込みで長期的視点で資産形成を実施しましょう。

本記事ではジュニアNISAに適している人はどんな条件なのか?それを享受するには何を準備し、何を知っておくべきなのか?を徹底解説します。

ジュニアNISAの魅力は長期保管で非課税の恩恵を受けれる

ジュニアNISAを検討する上で基礎的に知るべき経済・市場

ジュニアNISAは資産形成の1種です。

資産形成を行うとなぜ?利益が出るの?という仕組みを理解しないとそもそもジュニアNISAの利用の前に納得が出来ないと思います。

以下のグラフは米国市場であるS&P500指数とナスダック100指数、及び日本の東証株価指数(Topix)です。

出所:Bloombergより楽天証券経済研究所作成(2015年末~2020年5月13日)<引用先:楽天証券

見て分かる通り、米国市場のS&P500とNASDAQ100はでっこみ引っ込みはややあるものの長期的に見ると右肩上がりで上昇しています。

基本的に経済は以下の3点が揃っていると上昇傾向にあります。

  • その国の人口が常に増加している
  • 法整備
  • イノベーション(革新)により新たな事業が生まれる、もしくは成長していける土壌がある

実際に米国市場は上記の3つが全て当てはまり、大きな成長を遂げています。

koharu
kanae

アメリカの人口はまだまだ増加傾向ですぐ裁判の話になるものの法整備も進んでいてベンチャー企業も活発💖だから経済成長が持続的に続いているんだろうね。

yoshiharu
yoshiharu

逆に日本の法整備は進んでいる部類ではあるものの、少子高齢化で大企業病の会社も多く、実は1989年のバブルの時代からずーっと横ばいで成長していない

給料は上がらないのに税金や物価が上昇していることが非常に問題視されているよね。

つまり、現時点で将来有望な国や業界を意識した上で投資信託と呼ばれる金融商品を選択/購入する事で数十年後にその金融商品を売却した際にその差分の利益(※厳密には複利等の兼ね合いもある)を得ることが出来ます

更に非課税制度を利用しない場合、金融税は約20%を税金として政府に納めなくてはなりませんので、100万円の利益であれば20万円も税金で取られます。ところが、NISAの制度を利用することでこの税金部分が非課税(0円)になります!

通常の資産形成(投資)を行なった場合の金融課税について

  • 配当金や分配金、譲渡益には20.315%(所得税15.315% ※復興特別所得税含む、住民税5%)の税金がかかる。
koharu
kanae

知らないで普通に投資をしていると20%の税金が掛かるのでNISAの制度を使わないのはもったいないのよね。こういう制度は有効活用しないとね。

非課税という素晴らしい制度があるにも関わらず、ジュニアNISAや通常のNISAを利用していない人は2022年1月時点で日本人口の約85%もいます。非常に残念。
(つまり、知ってる人だけが得をする世界になっています。)

ジュニアNISAを開始できる条件

日本に居住する0歳~19歳の方が対象となります。
(基本的に子供に対して将来の資産を残す為のもの。自分達用の資産形成をしたい場合、通常のNISAを実施しましょう。)

非課税投資枠は新規投資額で上限が毎年80万円、最長5年間、株式や投資信託、ETFなどの投資から得られる利益が非課税となります。と言っても、もう2023年なので今年1年間で80万円を上限として投資できます!

口座開設者本人が18歳になるまでは払出し制限がありましたが、2023年末日での廃止に伴い、2024年以降はいつでも降ろすことが可能になります。

2023年末日までにジュニアNISAの申し込みを完了する事でジュニアNISA自体は従来の制度のまま19歳まで長期的に預ける/資産形成することができます

koharu
kanae

0歳の時にジュニアNISAで一括で80万円のみを投資し、18歳から新NISAに移行の上、全額ロールオーバーし、年間の利回り5%で複利効果を織り込んだ場合、65歳でに約1,900万円貯まるという仮説もあるようです。
(引用:子供の老後資金はジュニアNISA80万円1回のみで準備できる!

ジュニアNISAではレバレッジした金融商品も選べる

あまり初心者の方々にとっては関係ない話かもしれませんが、金融商品の中でもレバレッジと呼ばれる通常の2倍、3倍等の指数掛けを行なっているものがあります

得するときに2倍、3倍でアゲアゲ状態となり、損する時は-2倍、-3倍という大打撃を受ける劇薬な金融商品です。

なお、先程の論理で成長し続けるなら良いではないか?!と思う方はレバレッジ商品もジュニアNISAは対象として扱ってますので投資が出来ます。(通常のNISAではレバレッジ商品は対象外の為、ジュニアNISAのみの特権となります。)

yoshiharu
yoshiharu

これからも経済成長し続けると思える場合、レバレッジ金融商品を選ぶのもありな選択肢。うちは半分、レバレッジ金融商品を選んでいます。

ちなみに10年以上長期で投資として動かさず売却せず保持していることを長期ホールドもしくは魔神ホールドっていう言い方もするよ。

ジュニアNISAを実施する上で大事なこと

ジュニアNISAを実施するに当たって重要な事柄は以下の2点だと思ってます。

  • 幼い子供にお金が掛かることも視野に無理しない程度での投資額とする。(最大額としての年間80万円に拘る必要はない)
  • 投資をした際に短期的に一喜一憂せず、長期的な視点を持ち、投資したことを忘れるぐらい、放置しよう。
koharu
kanae

無理して投資しても良いことはないので余剰資金でちょっとずつ出来る範囲内で投資をすることが鉄則だよ。

また投資をしていると株と同じで高騰や暴落を繰り返すので長期的視点でそういえばあの投資どうなったのかしら❓という感じでどっしり構えた方が気楽だし、結果的にお金も貯まるよ。

yoshiharu
yoshiharu

短期的に気になる気持ちは解るけど、投資結果を都度見たところで何も変わりません。むしろ、投資額以上に赤字をかなり抱えている事実を確認し続けた中で耐えきれず、狼狽売りする方も中には居ますが、はっきり言って論外。

長期的に見たらその時点よりも高騰する方が過去の歴史から見ても可能性は高いと思えば気にはならない。むしろ、放置をしつつ、未来に期待しよう

ジュニアNISAの開始の仕方

ジュニアNISAを開始する場合、ネット証券会社での開設がベストです。
その理由は、信託報酬手数料など、とにかく手数料が安いことが大きいです。

メガバンク等の銀行や有名な証券会社は、以下のデメリットがあるので絶対にそこでの開設は避けよう!

  • 信託報酬手数料等、手数料がネット証券と比較してかなり高い。
  • 選べる金融商品がネット証券よりも断然少ない。

また、通常のNISAの場合、クレジットカードでの支払い等でポイント還元があり、どの経済圏でのポイントを頂くかで選択する証券会社も変わってきますが、ジュニアNISAの場合、クレジットカード利用が出来ません。(ジュニアNISAは子供本人名義で親が代行して実施するものであり、親のクレジットカードは使えず、どの証券会社も許容していません。)

よって、金融商品の多さや信託報酬手数料の安さから証券会社を選択することが重要です。

koharu
kanae

ジュニアNISAで一押しは、SBI証券!

投資信託の商品数が多く、約2,600銘柄以上あります。米国株やETFも扱えるので選べる種類が豊富でお勧めです。

yoshiharu
yoshiharu

ウチはジュニアNISAはSBI証券。自分達のNISAはクレジットカード決済でポイント還元が出来る楽天証券を利用してるよ。(2022年9月から信託報酬手数料が安価な金融商品で投資を行なっている場合、ポイント還元率が下がってしまうという改悪あり現時点ならNISAもSBI証券がお勧めかな。。。)

ジュニアNISAを始めるのは今年が最後!

ジュニアNISAは今年で廃止になる制度です。

子供が幼いほど非常に効果的で先に述べた経済成長が出来る条件が整っている国の投資信託を選択/購入する事で高い確率で利益を上げることになると思います。

まさに長期ホールドで利益を最大化できます。

まだジュニアNISA(通常のNISAも含め)実施していない人は今すぐに実施しましょう。

以上

税金対策
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