【◯◯ペイ/QRコード決済を徹底解説】日本全国で乱立するアプリ決済を総まとめ!

経済圏&ポイ活

2022年3月現在、日本全国でたくさんの◯◯ペイと呼ばれるQRコード決済が存在しています。QRコード決済はスマホでの決済においてなくてはならない存在になっていますが、相当に数が増えています。

何でこんなに?と驚くと思いますが、29ものサービスが乱立していましたので今回はそのQRコード決済は何者なのか?それは役に立つのか?含め解説していきます。

QRコード決済の種類等、知りたい方にとっては目に鱗、暇人にとっては役立つ暇潰しになるコンテンツを提供したいと思いますw

 

QRコード決済はスマートフォンによるキャッシュレス決済方法

自分のアプリに表示されているQRコード/バーコードを店舗側の端末で読み込んでもらったり、店舗側で用意されるQRコードを自分のアプリで読み込んだりすることで決済が完了するスマホ1つで支払い出来る画期的な決済方法となります。

財布から現金を出すことなく、手持ちのスマートフォンで簡単に決済を行うことが出来るのでお釣りの発生もなくとても店舗側にとってもユーザーにとっても便利です。

2018年以降、スマホアプリを使って、QRコードによるキャッシュレス決済ができるサービスが続々と登場しています。

主なスキャン方式は以下の通り。

スキャン方式 内容
ストアスキャン方式 自分のスマートフォンのアプリに表示されるQRコードを店舗側のバーコードリーダーで読み取ることで決済が完了する方法
ユーザースキャン方式 店舗側の端末画面、あるいは紙に表示されているQRコードを自分のスマートフォンのアプリから読み込み決済が完了する方法

QRコード決済の支払いタイミングは前払い式(プリペイド)、即時払い式(リアルタイムペイ)、後払い式(ポストペイ)の3種類でQRコード決済サービスによって、選択できる支払いタイミングが異なります。

kanae
kanae

慣れてくると簡単なんだけど、最初はスマホの設定だったり、支払いに手間取ったりと大変なのよね。。。

QRコード決済は全部で29種類にも膨れ上がっている。

キャリア系アプリ決済

以下の通り、それぞれ既に経済圏として確立しつつある為、どれかをご贔屓に利用されている方も多いのではないでしょうか?

備考に記述している経済圏の詳細は興味ある方はぜひ、参照ください。

No キャリア系アプリ決済 概要 推奨クレジットカード 備考
1 PayPay PayPayはソフトバンク株式会社とヤフー株式会社が出資したPayPay株式会社が提供するスマホアプリ決済を提供。 PayPayカード PayPay経済圏についてはこちら
2 楽天ペイ 楽天ペイは楽天会員が利用できるスマホアプリ決済を提供。楽天ペイを使うと決済に使ったクレジットカードのポイントに加え、楽天ポイントも加算されます。 楽天カード  
3 d払い 2018年4月に「NTTドコモ」がリリースしたスマホアプリ決済でこれを使うことで電話料金合算払い(ドコモのケータイ払い)がリアル店舗でも使用可能になりました。 dカード docomo経済圏についてはこちら
4 au PAY 2019年4月よりKDDIが提供しているスマホアプリ決済。2019年8月からauIDを取得し、アプリからクレジットカードなどでチャージすることで誰でも利用することが可能になりました。 au PAYカード au経済圏についてはこちら
yoshiharu
yoshiharu

キャリアのQRコード決済は、クレジットカードやその他ポイントが貯まる施策が多くあるのでどれか必ず利用しないと損してしまうので要チェックだね。

SNS/ネット系アプリ決済

SNS/ネット専業のプレイヤーもQRコード決済事業に参画しています。

No SNS/ネット系アプリ決済 内容 推奨クレジットカード 備考
5 LINE Pay LINE株式会社が運営する、コミュニケーションツール「LINE」と連携したサービス。「LINE」のウォレット機能から利用できる。 Visa LINE Payクレジットカードor三井住友カード  
6 メルペイ 株式会社メルカリが運営するサービス。フリマアプリ「メルカリ」から使うことができ、メルカリユーザー向けのサービスとなっている。また、メルペイ加盟店でのQRコード決済の他にiD決済も利用出来る。 クレジットカードからのチャージは不可 銀行口座からチャージした残高の他にメルカリの売上金を支払いに使うことができるため、売上金を有効に使いたいメルカリユーザーにお勧め!
7 Amazon Pay Amazonの運営するサービス。AmazonアカウントでAmazon以外のネットショップにもログイン、Amazonアカウントに登録したクレジットカードで支払いができる。
Amazon Pay専用のアプリはなく、AmazonショッピングアプリでQRコードを表示させ、店舗側の端末で読み取るという形式。
Amazon Mastercard Amazon Pay対応サイトでは、はじめて利用するサイトでも新規会員登録等の手間がなく、最短2クリックで買い物が完了するという便利なサービス。
kanae
kanae

Visa LINE Payカードは、常時、ポイント還元率2%、Amazon MastercardはAmazonで購入した場合、同じく2%還元なのでお得よね💖

送金系アプリ決済

以下は、クレジットカードを利用できないもののQRコード決済として口座等から引き出せます。

No 送金系アプリ決済 内容 推奨クレジットカード 備考
8 &Pay

株式会社エムティーアイは「music.jp」など私たちのスマートフォンや携帯電話に関連が深いサイトを運営している。その会社が開発したQRコード決済サービス。金融機関の口座と直結している。

クレジット利用不可
地域密着、地域特化、地域応援をコンセプトとしている。
9 atone 株式会社ネットプロテクションズが運営するQRコード決済サービス。
ネットプロテクションズは、ネットショップの後払いサービスとして有名な「NP後払い」を運営。ネット、及びリアル店舗で対応している。
クレジット利用不可  
10 pring 株式会社pringが運営するQRコード決済サービス。個人間送金アプリとしてリリースされたが、リアル店舗でも対応。個人間送金はアプリ内もしくはQRコード利用でも行うことができ、利便性が高い。
支払い方法は銀行口座からの事前チャージ。入金の上限金額が1日あたり100万円、出金及び送金の上限金額が1日あたり10万円となっている。
クレジット利用不可 1カ月分の利用金額がまとめて請求される。利用上限は月最大5万円。
支払い方法は、請求書払い、コンビニ払い(Loppi/Famiポート等)もしくは口座振替。請求書払いとコンビニ払いは毎月20日、口座振替は毎月27日が支払い日となる。
yoshiharu
yoshiharu

知らないものが結構多いね。利用が少ないとサービスが維持出来ないので、OrigamiPayなど消えていったQRコード決済の二の舞になる可能性あるかも。

サービス系アプリ決済

各種サービス業とも言えるプレイヤーもQRコード決済に参入しています。

No サービス系決済 内容 推奨クレジットカード 備考
11 ANA Pay ANAマイレージクラブアプリから使えるQRコード決済。利用金額に応じてANAマイルが貯まる。
ANA JCBカードからのチャージや、ANA Payマイルプラス加盟店での利用で通常のマイル付与にさらにマイルが加算される。
JCBブランドのANAカード ANAマイルを効率的に貯めたい人にお勧め
12 EPOS Pay EPOS Payはエポスカードのアプリから起動できる丸井グループのQRコード決済。
エポスポイントを支払いに充当することが可能(エポスポイントを実店舗で利用可)
EPOSカード  
13 コーナンPay コーナンPAYはホームセンターのコーナンで使えるQRコード決済。チャージすると1.0%還元を受けられるところです。 コーナンカード  
14 UNIQLO Pay ユニクロアプリから利用できるQRコード決済。ユニクロのセルフレジで使える。支払い方法は銀行口座もしくはクレジットカード。 なんでもOK
チャージの仕組みはない。
15 TOYOTA Wallet トヨタファイナンシャルサービス株式会社が運営するスマホ決済。以下いずれかの方法で決済ができる。
・iD加盟店・Mastercard®コンタクトレス加盟店で利用できる電子マネーでの支払い
・コード支払いで利用できる銀行口座即時引き落とし払いorトヨタ販売店で利用できるコード支払い
・QUICPayを利用、トヨタファイナンス発行のクレジットカードによるチャージまたは即時払い
TS CUBIC CARD  
16 QUOカードPay 株式会社クオカードが運営するデジタルギフトサービス。
企業のプロモーションやキャンペーンなどで受け取ることができる。URLからバーコードを表示し、お店の人に読み取ってもらえば決済が完了する。
クレジット利用不可 送られてきたURLをスマートフォンで開くとギフトを受け取ることができる。
kanae
kanae

相当なヘビーユーザーじゃないと使わないようなQRコード決済ばかり。(汗

コンビニ/スーパー系アプリ決済

コンビニ/スーパーのプレイヤーもアプリ決済に参画しています。なお、7&iはセキュリティの問題で参入後撤退していますので今後どうなるかは気になります。

No コンビニ/スーパー系アプリ決済 内容 推奨クレジットカード 備考
17 FamiPay 株式会社ファミリーマートが運営するバーコード決済。ファミリーマートで使える。
200円(税込)の利用につき1円分のFamiPayボーナス付与、ファミリーマートでサービス商材(収納代行・Famiポート等)を支払う場合は1件につき10円分のボーナスが付与される。
ファミマカード 2019年11月には、dポイント、楽天スーパーポイント、Tポイントと連携して、ファミペイ上で3つのポイントが使えるようになった
18 イオンペイ イオンが運営するバーコード決済。イオングループではポイント2倍で200円で2ポイント。

イオンカード(詳細はこちら)

イオン経済圏についてはこちら
yoshiharu
yoshiharu

FamiPayはどんだけ利用者が増えるかによって、撤退しそうな気はしますね。

金融系アプリ決済

各種地方銀行やメガバンクもこぞって参入しております。但し、どれも普及をしてるとは言い難い状況。

No 金融系アプリ決済 内容 推奨クレジットカード 備考
19 はまPay 横浜銀行が提供。
各自の当該銀行を指定口座とする
GMOペイメントグループが提供する銀行Payを利用したPayサービス
20 YOKA!Pay ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行、熊本銀行、親和銀行)が提供。
21 OKI Pay 沖縄銀行が提供。
22 りそなウォレット りそな銀行、埼玉りそな銀行が提供。
23 ゆうちょPay ゆうちょ銀行が提供。
24 ほくほくPay 北陸銀行、北海道銀行が提供。
25 CoiPay 広島銀行が提供。
26 J-Coin Pay みずほ銀行が提供。
銀行口座からチャージして利用できるほか、残高を銀行口座に戻すことも出来る。また、提携した銀行間での送金も無料で可能になる。
 
27 Bank Pay 三井住友銀行が提供。  
28 Payどん 鹿児島銀行が独自開発したPayサービス。  
29 PayB ビリングシステム株式会社が運営するサービス。
QRコード決済だけでなく、対応している払込票のバーコード等を読み取りによる支払いができる。対応している払込票であれば、ネットショップや公共料金等の支払いも可能。支払い方法はクレジットカードもしくは銀行口座からの即時払い。
なんでもOK 利用上限は1回あたり最大30万円で、1日の利用上限も30万円。
kanae
kanae

凄い数!!!何でどの銀行もQRコード決済を作ろうとするんだろう??全然分かんない。。

QRコード決済ではなく電子決済と呼ばれるものがある

スマートフォンでの決済手段としてクレジットカードもしくはプリペイドカードにてQRコード決済とは異なる電子決済と呼ばれる種類の支払い方法もあります。

以下は代表的なものですが、以下をスマートフォンにて同期を取り決済できます。

  • Apple Pay
  • Google Pay
  • QUIC Pay
  • SuicaなどのFelica
yoshiharu
yoshiharu

スマートフォンで出来うる決済手段は色々ある事を改めて考えさせられますね。

◯◯ペイ/QRコード決済について思うこと

今回、遊び心でQRコード決済を調べたところ、思った以上に種類があり、非常にびっくりしました。。

なお、QRコード決済を選ぶ際は、自分がよく利用している経済圏はどこか?を考えるとともにポイント還元の恩恵が大きいQRコード決済のみに絞らないと分散され、使いきれないリスクが生じます

適切に必要最小限のサービスを選んでお得な還元を受けた方が良いと思います。

ぜひ、皆様のライフスタイルに応じてより良い検討の材料になれば幸いです!

 

以上

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