【イーサリアム(ETH)を徹底解説】Bitcoinの次に人気の仮想通貨!

暗号資産

暗号資産の中ではビットコイン(BTC)の次に人気や知名度を誇るイーサリアム(ETH)について、聞いた事はあるという方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、周りでイーサリアムを持ってるという方はどれ程いらっしゃいますか?又、イーサリアムが注目された理由等をご存知だったりしますでしょうか?

本記事ではイーサリアムの誕生経緯や今までの評判/評価、イーサリアムを語る上で欠かせない事柄等、知っておくべき最低限の知識に着目して記述します。

イーサリアム(ETH)の歴史

イーサリアムは開発者は、今、話題のロシアのモスクワ出身の若干19歳だったヴィタリック・ブリテン氏です。

日本では、暗号資産も含めて「イーサリアム」と呼ばれることが多いですが、正式には、イーサリアムはオープンソースのブロックチェーンプラットフォームのことを指す為、そこで使われる基軸通貨を「イーサ(ETH)」と称しています。

イーサリアムの歩み
  • 2013年
    ホワイトペーパーが発表
  • 2015年
    開発者向けにβ版がリリース
  • 2016年
    一般向けに本格的に公開

    1ETHわずか数百円程度の価格でスタート

  • 2018年
    16万円にまで高騰(1月時点)

    乱高下が激しく、同年11月には1万円を割り込み

  • 2019年
    3万6千円前後まで回復
  • 2020年
    8万1千円まで回復
  • 2021年
    市場が沸騰し、11月には50万円超えの最高値へ

2022年5月現在、時価総額はビットコインに次ぐ第2位ですが規模はビットコインの2/5程度に留まっており、まだまだ伸びしろが大きい通貨となります。

kanae
kanae

ビットコイン以外で暗号資産を持つなら、イーサリアムは外せないかもー💖

イーサリアムの基礎技術

イーサリアムのブロックチェーンではスマートコントラクトを使って様々なアプリやソフトを稼働させることができます。

スマートコントラクトとは、予め決められたルールに従って自動的に取引が実行されるプログラムを意味し、一旦ブロックチェーン上にデプロイされると、修正や改ざんはほぼ不可能となります。 

スマートコントラクトには、ERCを冠した様々な共通規格があり、開発者はそれを元にブロックチェーン上で稼働するトークンを作成できます。

ERC-20トークンを使えば、資金調達や、プロジェクトの意思決定の際の投票権の付与、報酬の支払いなど、開発者の裁量で様々なトランザクションが可能となります。 

ERC-721は代替不可能なトークンでデジタルコンテンツと一対一で紐づけて所有権を証明することができます。

これが話題の「NFT(Non-fungible Token)」です。 

同じ規格で作成されたトークンは互換性があるため、例えば、NFTゲームであれば別々のゲーム同士のキャラクターやアイテムを交換でき、それらをブロックチェーン上で販売して収益化することも可能です。 

スマートコントラクトにより、単なる売り買いだけではなく、送金、融資、保険などの金融取引やゲームなどのエンタメ性に富んだ新たな世界観を提供した点でイーサリアムの仕組みは他の暗号資産とは一線を画しています

又、イーサリアムを利用する際に掛かる手数料をGas(ガス)と呼びますが、それによりビットコインよりも複雑な取引や契約が行えるようになっており、取引の承認に使うブロックの生成間隔もビットコインは約10分であるのに対し、イーサリアムは約15秒と短く、大量の取引をより速く行うことが可能となっています。

但し、不満点としてイーサリアムは取引の際に掛かる手数料(ガス代)が高い点です。

これはイーサリアムのスケーラビリティ問題ともいわれますが、その料金の高さゆえ、一部の富裕層である投資家しか参入できないという事態を招きかねない懸念もあります。

最近ではPolygonというイーサリアムと互換性のある仮想通貨も登場しています。 

これらはイーサリアムセカンドレイヤーと呼ばれ処理速度の速さと手数料の安さが特長で、すでに多くのNFTゲームがPolygon上で稼働しています。これが普及すれば、スケーラビリティ問題の解消が大幅に進むと期待できます。 

yoshiharu
yoshiharu

NFTにも深い関連のあるイーサリアム。逆をいうとNFTに翳りが出ると危うい可能性はあるだろうね

イーサリアムの特長は様々なアプリ稼働ができ、NFTとも親和性が高い

イーサリアムは多くの暗号資産と異なり、スマートコントラクトを使ってアプリに様々な機能を持たせることが可能な為、そのオリジナリティーに富んだユニークさへの高い評価が、根強い人気を支えているといえるでしょう。 

又、イーサリアムは、前述の通り、NFTという分野でも注目されています。

NFTとしてイーサリアムでアート作品を購入すると取引や利益がブロックチェーン上に記録され、記録された購入履歴は、作品の所有権が自分にあることや作品が本物であることの証明にもなり、イーサリアムの魅力を引き上げています。

NFTに便乗したイーサリアムの人気の経緯

  • 2017年11月に世界初のNFTゲーム『CryptoKitties(クリプトキティーズ)』がリリース。その直後に前述の通り、イーサリアムは16万円まで高騰しました。
  • 2021年に入り、NFTアートが約75億円で落札されたり、FaceBookが「メタ」に改名して、仮想空間メタバースの事業化に本格的にシフトすることを表明したりといった動きが続くとついには50万円を突破するまでになりしました。 

加えて特筆すべきは、イーサリアムを企業向けに活用することを目的とした「イーサリアム企業連合(EEA)」の存在です。

マイクロソフトやインテルといったグローバル企業500社以上で構成されており、日本からもトヨタやKDDI、三菱UFJ銀行など、そうそうたる企業が参加しています。

それだけイーサリアムの可能性が高く評価されている証であり、簡単に大きく下落し難い構造が形成されつつあります。

kanae
kanae

支援する団体としての企業群がメジャー企業ばかりで凄いね💓ミーハーな私はそれだけで安心感ある💕

イーサリアムが注目されているシーン

イーサリアムへの期待と存在感の大きさを象徴する事柄について以下に記述します。

DEXにて、ユーザー同士が独自でウォレットを保有しながら直接取引可

まず、暗号資産は専用の暗号資産取引所を介して売買などの取引が行われるのが常でしたが、管理者の存在するこのタイプの取引所はウォレットを管理者が保有するだけでなく、秘密鍵の管理やサーバ運用もすべて管理者任せの為、ハッキングされた場合は全ての暗号資産を失います。 

そこでDEXが登場します。

DXEは分散型取引所の事で管理者が不在でイーサリアムのスマートコントラクトを使用して、ユーザー同士が独自でウォレットを保有しながら直接取引を行えます

ハッキングリスクが極めて低く、口座開設も審査も不要、手数料も非常に安価に抑えることができます。

暗号資産取引所に比べると規模が小さく、流動性にかけるリスクがあるものの、安全性と費用対効果の高さから、今後取引高が増加する可能性が十分にあります。 

yoshiharu
yoshiharu

イーサリアムの凄みは様々な観点での拡張性の高さだと感じますね。

Defiにて、金融取引オプションが拡大

Defiは、分散型金融のことで実は上記のDEXもDefiの一つになります。

イーサリアムのスマートコントラクトを利用して銀行や証券、保険会社が行っているような金融取引をブロックチェーン上で管理者不在の状態で行うのがDefiです。

従来の暗号資産は、売買や決済が主な目的でしたがDefiの場合は、預金に金利がついたり、融資を行って利息で儲けたり、暗号資産を担保に別の暗号資産を借りて投資に回したりすることができます。 

これらDefiの斬新な機能性とその先の可能性に多くの投資家の期待が寄せられ、2020~21年の約1年間で市場規模が5倍、約11兆円にまで急激に膨れ上がりました。 

kanae
kanae

イーサリアムのスマートコンストラクト機能というのは他暗号資産と違って、色々な活用シーンがある事は今後も広がっていく要素として心強いね💖

NFTにて、ユニークな価値の付与が実現

イーサリアム躍進の象徴ともいえるのが、NFT(Non-fungible Token)です。

スマートコントラクトにより、独自トークンを画像や動画、音楽などのデジタルコンテンツと紐づけして唯一無二の価値を付与できるのが、その特長です。

スマートコントラクトにロイヤリティ条項を加えると二次市場で売買が繰り返されてもその度に一定の割合の報酬が原作者に振り込まれるというシステムも作れます。これも従来のアート界では考えられなかったことで創作意欲を著しく掻き立てる結果となり、多くのアーティストが世界中から続々とNFTの発行に注力し始めています。 

yoshiharu
yoshiharu

NFT市場が盛り上がってくるとイーサリアムも拡大するという事で動向のチェック要ですね。

メタバースによるNFTアートの活発化

アバターを使って仮想空間で様々な楽しみ方やビジネスチャンスを広げようとする動きがあるメタバースの世界でもNFTが注目されています。

仮想空間内に美術館やアートギャラリーを建設し、そこでNFTアートを展示・販売する動きが活発化しています。 

FaceBookが社名を「メタ」に変更したことで一気にメタバースへの注目度が高まり、その市場規模は将来的に100兆円にまで広がると期待されています
(メタへの社名変更後、メタバース関連株の多くが値を上げ、イーサリアムの価格も史上最高値をマークしました。)

kanae
kanae

メタバースってよく聞くけどまだなんとなく実感湧かないな。今後に期待

イーサリアムの時価総額と価値の推移

イーサリアムは2022年5月時点で時価総額は約31兆9100億円となっています。
ビットコインが約80兆円ですので、だいたい2/5程度の規模感となっています。

また、過去のイーサリアムの価値に関するチャートは以下の通りとなります。
一見すると判り難いかもしれませんが、ボラティリティはかなり高く、2022年5月時点では急速に値下がりが発生している状況になります

(引用元:tradingview 日本の暗号資産取引所bitFlyerのチャート

yoshiharu
yoshiharu

ビットコインと同じようなチャート曲線となっているので今後、どういう違いが出るのか気になる。

イーサリアムの強み/弱み

イーサリアムの強み/弱みは以下の通り。

強み
  • Dapps(ダップス)の開発を行うことが出来る為、拡張性が高い
  • 様々なシーンでスマートコントラクトを活用出来る
  • トークンを発行による新しい仮想通貨
  • 短時間で送金を行うことが出来る 
弱み
  • スケーラビリティへの懸念
  • 発行上限がなく、価格の下落リスクがある
  • ICOへの規制

Dappsの開発を行う事が出来る為、拡張性が高い

イーサリアム(ETH)が他の通貨と大きく異なるユニークな点がDapps(ダップス)の開発を行うことができる点です。

Dapps(ダップス)とは、ブロックチェーン上でスマートコントラクトを利用することで実現できるアプリケーションでスマートコントラクトを応用したものであり、現在ではオークションプラットフォームやゲームなどが開発されています

ビットコインは通貨として取引を行えるように開発された暗号資産ですが、イーサリアム(ETH)は暗号資産であり、分散型アプリケーションでもあります

もちろん暗号資産としての保守性はブロックチェーン技術によって行われており、更に色々なアプリケーションを記録し、実行することも可能です。

Dappsがパソコンやスマートフォンといった通常のアプリと異なる点は、以下、3点です。

  • 耐久性:スマートコントラクトをベースとしているため、ブロックチェーンに履歴やデータを記録しつつ、分散管理によって常に稼働し続けられる
  • 透明性:誰もがコードを検査可能で、操作ログがブロックチェーンに永遠に保存される。
  • 検閲耐性:中央集権的な管理者なしでDappsと通信可能な為、一度デプロイ(本番環境に設置)されるとコードを変更できない。アプリのアップデートにはユーザーの合意形成が必要。

様々なシーンでスマートコントラクトを活用出来る

スマートコントラクトはアプリケーションを記録し、実行できることを言い、このスマートコントラクトは暗号資産の技術を様々な形で世の中に役立たせることができます。

発展途上国を除き現在はまだ暗号資産での取引は一般的ではありませんが、今後スマートコントラクトが発展していけば、あらゆる決済、あらゆる送金が暗号資産で行われる未来が来るかもしれません。

ビットコインが最もメジャーな暗号資産であることは間違いない事実ですが、イーサリアム(ETH)環境が整備されていくと時価総額を追い抜く可能性も十分あり得るでしょう。

トークン発行による新しい仮想通貨

イーサリアム(ETH)は分散型アプリケーションと言いましたが、この仕組みを活用することでトークンと呼ばれるイーサリアム(ETH)のコインを発行することが出来ます。

特定の個人や企業がトークンを発行することを出来るのがイーサリアム(ETH)の特長の1つ今までに10,000種類以上のトークンが発行されています。

もちろん誰にも知られていないようなコインばかりですが自由に新しい仮想通貨を作ることができる魅力が大きく、新規発行仮想通貨を使ってICOが盛んに行われています

ICOは、「Initial Coin Offering」の略で、新規仮想通貨公開を指します。

  • 「クラウドセール」「トークンセール」「トークンオークション」と呼ばれることもあります。
  • ICOは企業や個人が株式の発行ではなく、仮想通貨で資金を調達する方法のことで株式に比べて資金調達の手間が掛からず、面倒な手続きを必要としない点から非常に人気です。
  • ICOは審査が厳しくなく、コストもあまり必要としない為、多くの詐欺が蔓延してしまっています
kanae
kanae

トークンを作れるって凄い💖

なお、ICO投資は、きちんと見極めて投資しないと大損する可能性が高くなってしまうので注意ですね。

短時間で送金を行うことが出来る 

暗号資産の送金を行うにはマイニングを行う必要があるのですが、イーサリアム(ETH)はその速度が非常に速く、約15秒に1回のペースで行われています

ビットコインのマイニングが10分に1回と言われているのでその速度の違いが分かりやすいかと思います。

暗号資産の利点は通貨の保守性と送金のしやすさにあるので短時間送金ができる点はユーザーの利便性を大きく向上させます。

スケーラビリティへの懸念

イーサリアム(ETH)の将来懸念されているデメリットとして、スケーラビリティ問題があります。

スケーラビリティとは、現在短時間送金が可能なイーサリアム(ETH)ですが今後取引量が増えるに従ってブロックチェーンが処理仕切れなくなり、マイニングに大きなコストが掛かるようになってしまうことです。

イーサリアム(ETH)のブロックチェーンで一定時間に情報を処理できる量には限界があり、この問題を解決できないと取引コスト(手数料)がいずれ高くならざるを得なくなるかもしれません。

発行上限がなく、価格の下落リスクがある

ビットコインは発行上限が決まっており、マイニング報酬も半減期によって減っていきます。

しかしイーサリアム(ETH)には発行上限がなく、現在では1億枚以上が発行されています。

発行上限がないイーサリアム(ETH)は今後も枚数が増え続け、価値の下落、大幅なインフレになる可能性があります

ビットコインの半減期のようにマイニング報酬を半分にまではしていませんが、イーサリアム(ETH)もマイニング報酬を減らし対策は行っていますし、今後発行上限が決められる可能性も少なからずあると言えます。

よって、必ず価値が下がるとは言えませんがこのまま枚数が増え続ければいつか問題になる時が来るかもしれません。

yoshiharu
yoshiharu

発行数が無限というのがどう影響してくるのか読めないな。ある意味では拡大し続けるポテンシャルを持ってるので市場を掌握できる可能性もあるような気がする

ICOへの規制

イーサリアム(ETH)は「プラットフォーム型」の通貨でトークンを簡単に発行することができます。その為、ICOによる需要が大きいと考えられています。

ICOは、新しい通貨を発行してプロジェクトの資金調達を行う事を指し、ICOが流行して新規通貨発行が盛んに行われれば、イーサリアムの需要も大きく拡大する可能性が強いです。

但し、現在では世界的に「ICO規制」が行われています。

2017年~2018年の暗号資産バブル期には、各国でICOを利用した詐欺が大流行しました。そのため、世界の国々では「ICO」への規制が厳しくなったのです。

このようなICOへの規制は、イーサリアムが発展・普及する上での「大きな足枷」となっていると考えられます。

暗号資産業界を震撼させた「The DAO事件」

2016年6月に、イーサリアムがハッカーによって盗まれる「The DAO事件」が発生しました。

The DAOは、「自律分散型組織」を意味する「decentralized autonomous organization」の略称であり、当時イーサリアム上で分散型ファンド構築に向けたプロジェクトが進んでいました。

通常の投資ファンドは管理者が投資家の資金を動かしますが、分散型ファンドは投資家全員が投資先の決定に参加できるというものです。

しかし、The DAOのプログラムの欠陥により、預けられたイーサリアムの一部が不正に流出してしまいました

そこでイーサリアムの開発者コミュニティーは、ブロックチェーンを盗まれる前の状態に巻き戻して分岐させる措置を取りました

分岐によって誕生した通貨が現在は主流となり、イーサリアムと呼ばれています。

分岐元の通貨はイーサリアムクラシックと呼ばれ、イーサリアムより時価総額が小さいものではありますが、現在も取引されています

kanae
kanae

暗号資産はネットの世界で流通してるがゆえにセキュリティとは背中合わせの状態はどうしても避けられない。ハッキングによる事件というのは今後も起こりそうで怖いな💔

イーサリアムの将来性

ここまで読んで頂き有難う御座います!ここではイーサリアムが今後普及していく可能性/将来性について触れます。

主に以下の4点と考えています。

  • 段階的なアップデート
  • イーサリアムETF承認の広がり
  • スマートコントラクトなどの普及
  • DeFi、NFT市場の成長

段階的なアップデート

イーサリアムは段階的にアップデートを行っており、今後の開発計画は以下の通りです。

  • The Merge
  • The Surge
  • The Verge
  • The Purge
  • The Splurge

PoSへの移行を目的とした「The Merge」が大きなアップデートになります。

The Mergeは2022年4~6月までに実装される予定でしたが、2022年の後半に先送りとなりました。

The Mergeを経てイーサリアム開発の60%が完了されるとしており、今後6年かけて完全に開発が完了します。

PoS(Proof of Stake)は以下の通り。

  • イーサリアムのステーキングについて、イーサリアムブロックチェーンのネイティブ暗号資産であるイーサ(ETH)を一定期間ステーク(保有)することで、ブロックチェーンのセキュリティに貢献し、ネットワークからの報酬を得ることを指します。
  • PoSとはコインをステークすることで取引の検証を行い新規ブロックを生成することができるコンセンサス・アルゴリズムの事です。Peercoin(PPC)やNxt(NXT)といった暗号通貨で採用されており、イーサリアム(ETH)にも今後導入が予定されています。
  • PoSの特長は、ユーザーが保有するコインをステークすることが取引を検証するノードを立ち上げることになる点で、ステークするコインの数が多いほどマイニング報酬を獲得できる確率が上がります

このThe Mergeが完了すれば、ガス代(手数料)やトランザクション処理を改善する「シャーディング」も実装予定です。

PoSに完全移行すれば、消費電力(マイニング費用)の削減・スケーラビリティ問題の解決などイーサリアムの機能は大きく向上し、更なる需要拡大、価格上昇が期待できます

yoshiharu
yoshiharu

イーサリアムはまだ発展途上と思うと伸びしろを感じるので魅力的な投資先に見えるね。

イーサリアムETF承認の広がり

米国でイーサリアムETFが承認されるかどうかに注目が集まっています。

ETFが承認されると個人投資家や機関投資家がイーサリアム(ETH)をポートフォリオに組み入れる可能性が高まり、大きな価格上昇が期待できます

2022年5月時点でイーサリアムETFを承認している国は以下の通りです。
  • カナダ
  • ブラジル
  • オーストラリア

米国では2021年10月にビットコインETFが承認され、話題となりました。

世界最大とも言える米国市場でイーサリアムETFが取引されるようになれば、価格に与えるインパクトは非常に大きいはずです。

kanae
kanae

ビットコインの記事でも言ったけれど、金融課税に関する優遇に関してETFメリットがあるので日本でも早く承認してくれたら良いのになあ💕

スマートコントラクトなどの普及

イーサリアムのプラットフォームでスマートコントラクトを使う際には、暗号資産であるイーサリアムが必要となります

契約を安全に自動化できるスマートコントラクトは利便性が高く、金融や不動産の分野をはじめ、様々な企業から注目されています。

イーサリアムネットワークの需要が拡大すれば、イーサリアムの値上がりが予想できます

DeFi、NFT市場の成長

仮想通貨専門のニュース・コミュニティサイト「Bankless」によるとイーサリアム上のDeFi・NFT市場の数値は以下の通りです

  2021年 2022年 前年同期比
DeFiのTLV 491億ドル 895億ドル 82%増加
NFTの取引高 6億ドル 1,164億ドル 19,290%増加

同時期の価格を比べても、イーサリアムは2倍以上の値上がりをしています。

この1年でこれだけの資金がイーサリアム上のDeFi・NFT市場に流入していることからも、イーサリアムの価格上昇が見込めるかと思います。

DeFi・NFT市場はまだまだ成長段階にあるので、DeFiやNFTの市場が成長すれば、イーサリアムの価格が上昇する可能性があります

yoshiharu
yoshiharu

イーサリアムは、技術革新の中で如何に関連する技術群とともに市場を賑わせて、導入拡大するかに問われるスマートコントラクト、それを利用したDefi・NFTや他新たな技術など今後の発展の為にも期待したい

最後に

ここまで長々記載しましたが、なんとか最後まで読んで頂き有難うございます!

まだ暗号資産を開始していない方は、ぜひ、少額から試しにやってみましょう。

100円から暗号資産の投資が出来ますので無理ない範囲で体感をまずしてみてはいかがでしょうか?

当サイトでは、ビットコインの取引量国内No1で2014年創業の老舗の仮想通貨取引所であるbitFlyerを推奨しています。

過去に流出事件があったコインチェックに関して、今今のサービスは良いと思いつつも、全てITの世界で閉じる「暗号資産」の為、セキュリティは俄然強固で信頼性が高い事は必須と思っています。

そういう意味で個人的に今までの信頼/歴史とともに事故がないbitFlyerがお勧めしてます。

またbitFlyerには「使うほど、ビットコインが貯まる」という特長を持ったbitFlyerカードも存在してます。年間費は無料のカードですので、興味がある方はぜひ、1枚持っておきましょう!

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